理学療法士の一日のタイムスケジュールは、勤め先の施設、病院、クリニック、事業所などによって大きく異なります。
今回はその中でもクリニックで理学療法士として働いている私のタイムスケジュールをご紹介します。
理学療法士の働き方や一日の過ごし方などに興味のある方はぜひご覧ください。
本日のトピックスはこちらです。
クリニック勤務の一日
8:15 出勤・着替え・PCの立ち上げ
8:30 当日の予約数の確認と書類の準備
8:40 朝礼
9:00 午前リハビリ開始
12:30 昼休み
14:30 午後リハビリ開始
18:30 書類の作成
19:00 着替え・帰宅
病院では8:30にはリハビリ開始するところや早朝リハなどを取り入れているところもありますが、
それに比べるとクリニックは朝が遅めかもしれません。
そしてクリニックの特徴としてはお昼休みが長いです。
これは、クリニックには患者さんが通院してくるという特性がありますから
仕事や学校の後に来院される方を受け入れられるようにするためです。
施設によっては、リハビリ業務終了後に院内勉強会を行うところもあり、
帰宅するのが22:00になるところも珍しくありません。
実は理学療法を行える患者数の上限が決まっている
理学療法士が理学療法を実施することで運動器リハビリテーション料を算定することができます。
これには上限があり、
1単位20分として計算し、週108単位まで且つ一日24単位までと決められています。
この20分間は患者と1対1で個別にリハビリテーションを実施する必要があり、
基本的には問診、評価、治療、次回予約までを済ませます。
施設によっては24人の患者さんを1単位ずつで行うところと
12人の患者さんを2単位で行うところ
重症度などに応じて使い分けをしているところなどがあります。
そのため、施設によって一日に理学療法を行う患者さんの数は異なり、
求められる理学療法の在り方もそれぞれであるといえるでしょう。
休日も暇ではない
医学は常に発展しており、頻回に学会などが行われ、それぞれの自己研鑽のためにセミナーなど開かれています。
理学療法士は休日にこの学会やセミナーに参加する人も多く、平日には患者さんのリハビリを行い、休日はインプットのために勉強をする
という向上心の高い人が多いのも特徴です。
国家資格を取得しただけでは、理学療法士として働くことができるようになっただけで
知識や技術は十分とは言えず、日々の勉強や自己研鑽が大事なのです。
そのため休日も暇ではありません。
ですが、この日々の努力こそが患者さんにより良い理学療法を提供できる糧となり
その結果、患者さんから感謝されることを考えると
とれもやりがいのある職業だともいえるでしょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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