こんにちは!理学療法士の竹です^^
皆さん理学療法士という仕事にどのようなイメージをお持ちですか??
理学療法士の仕事に関して10年ほど前の記事ですがこんな紹介がありました
1)牧師 2)理学療法士 3)消防士 4)学校事務職員 5)画家・彫刻家 6)教員 7)作家 8)心理学者 9)特殊教育教員 10)電力技術者
参考:「The Politics of Happiness」

2位に理学療法士?!
アメリカでは,理学療法士の資格取得にかかる要件が日本と違いますので
仕事内容や資格の持つ性質,給料や環境も大きく異なります
間違いなく日本でのアンケートではこのような結果にはならないでしょう…
理学療法士って働き始めてからとても大変で
一生勉強だし給料は決して高くないし
勤め先によっては委員会とか書類作成とか雑務とか多々あるんです…
ですが,不幸ではありません!!満足していない人ばかりではありません!!
ある程度の数の症例を経験して様々な患者さんと出会い
働く中で人としても成長する機会が多々ありました
その過程で嬉しかったことや楽しかったこと理学療法士でよかった!!と思うこともあるんです!
そこで今回は、理学療法士を目指す方のために
私が理学療法士になって良かったことを厳選して3つだけお伝えします

理学療法士という仕事を理解してもらうために少しでもイメージの参考になれたらと思います
理学療法士になって良かったこと3選
感謝される仕事
理学療法士として働いている人に,仕事をしていて一番嬉しいときは?と質問すると
「患者さんにありがとうと言われたとき」や「患者さんができなかったことができるようになって感謝された」
など感謝されたりお礼を言われたときのことを答える方も多いのではないでしょうか
理学療法士のやりがいの一つが「感謝をされる仕事」ということです
この患者さんをよくしよう!目標や希望をかなえてあげたい!
と思って、入念にリハビリ計画を立て、わからないことは勉強し、一生懸命患者さんと向き合います
理学療法士はリハビリテーションの時間だけが仕事ではなく
昼休みに文献を読んだり、休日を返上して勉強会に参加したり
常に努力を続けています
そして、その努力が報われる瞬間が患者さんに感謝をされた瞬間です
実際は感謝されたいから理学療法士をしているわけではありません
ですが、努力した結果として患者さんからお礼を言われたときは
やっぱりこの仕事をやっててよかったと心から思える瞬間ですね
医療従事者との繋がり
理学療法士は,医師からリハビリの指示がでて初めてリハビリテーションを提供できます
そして治療方針や途中経過の報告など医師や看護師をはじめその他の医療従事者とのコミュニケーションはとても重要です
リハビリや患者さんに関することだけでなくプライベートな話をすることもよくあります
医師の先生方はその職業柄,特に様々な職種と交流や繋がりがあり
人生経験が豊富な方がとても多いです
お話をするだけで,自分の知らない分野のことや人生観にまつわることなど
大変勉強になります
また,看護師さんには自分や家族の病気や怪我で困ったときに相談に乗ってもらうこともあります
私も医療従事者ですが,理学療法以外のことは医療のことでも実はほとんど知識がありません…
なので困ったときはお互いに相談したりできるのでいつも助かっています
ちなみに経験のある方々のお話は教科書や参考書には載っていないような経験も踏まえたアドバイスもいただけて
とても参考になります
医療従事者の皆さんいつもありがとうございます^^
職場環境などによっては相談したりはできないということもあるかと思います
もしも理学療法のことや身体のことで相談できる人がいなくてお困りのことがございましたら
いつでもご連絡ください!!
微力ながらお力になれることは全力でやらせていただきます^^
健康への意識
理学療法士としての勉強をしていくなかでも医療の様々な分野の知識を得ることができます
運動に関してはもちろん、栄養のことや生活習慣のことも学びます
専門用語についてもある程度の理解があるため
医療や健康に関する書籍も抵抗なく読むことができます
そのため、自分自身や家族の健康を保つための情報を得やすいのです
(もちろん先述したように専門的な内容や他の医療従事者に聞かないと分からないことも多いですが…)
情報が多いと実践もしやすく健康を保つための努力もしやすくなります
普通の企業に勤めてサラリーマンをしている自分を想像すると
実際に病気や怪我をするまで健康への意識は向かないのではと思うこともあります
例えば靴の履き方や選び方ひとつとっても
おしゃれな靴や履きやすい靴を履いて良いのか悪いのか(悪くはありません!あくまで健康の観点でという意味です汗)
靴選びでどこに気を付けて選べば良いのか
患者さんの靴や足をたくさん見ているので良くないパターンが分かってきます
またそれを踏まえて友人や知人にアドバイスもできるので周りもまた健康に!
この仕事をしていることで予防できていたり助かっていることがたくさんあるなとつくづく思います
これを更に実感するのは今から10年後か20年後か…
身近な人の身体に関する悩みを解決できる
家族や親族,友人など身体のことで悩みを抱えている人は多いですよね
若いうちはスポーツで怪我をし,仕事を始めれば腰痛や肩こりで悩み、さらに年齢を重ねれば病気になりやすくもなります
そんな相談を受けたときには私なりのアドバイスができることもあります,もしくは病院に行くべきなのか,どこに行ったら良いのかも相談に乗ることができます
理学療法士として経験してきたことや知識や技術はプライベートでも役に立つことがとても多いです
実際、自分が理学療法士を目指したきっかけも
身近な人を治してあげたいというところからでした

自分の日々の努力を誰かに還元できるというのは理学療法士冥利に尽きますね!!!
最後に
今回は私の今まで経験したなかで理学療法士になってよかったと思ったことをご紹介しました。
もしかしたら今回のことは理学療法士だからというわけではなく
医療従事者の方ならよく経験されることかもしれません
ですが、私は理学療法士になったからこそ経験できたことですので
理学療法士という仕事をしていてよかったといつも思っています
もちろん辛いことや悔しいことなどもたくさんありますが
仕事としてのメリットという意味も込めて
少しでも理学療法士の仕事のイメージを持ってもらえればと思います

最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
はじめまして。
私自身は作業療法士をしております。
「理学療法士になってよかったこと」の記事を読ませていただきました。
患者さんから感謝の言葉は、療法士にとってとてもありがたいですよね。
健康への意識や医学の知識が身近にあるというのも、共感できます。
印象的な言葉や印象に残る患者さんが私にもいます。ずっと心の支えになっています。
健康や医学、そして療法士の仕事を知ってもらうには、病院に来てもらうだけじゃなく、自ら情報を発信することも、とても重要だなと感じています。それが、新たな仕事につながると、なおさらうれしいなと。
感想になっているのか、自分の思いを書いただけなのか、わからなくなりましたが…その他の記事も、ちょこちょこ読ませていただきます。
突然コメント、乱文失礼しました。
コメントありがとうございます,
同じセラピストとして共感していただけたこと,大変うれしく思います.
患者さんからは感謝の言葉を含めたくさんのものをもらいながら自分がセラピストとして成長できていると日々思っています.
仰る通り我々は目の前の患者さんにしか介入できないため,もどかしさも感じております.
少しでも多くの患者さんもしくは受診する以前の方々に自分が何ができるかと考えた結果,情報発信に行きつきました.
まだまだ記事数が少ない脆弱なブログですが,これからも精進致します.今後ともよろしくお願いいたします.